東京

みんながみんな東京へ行く。演劇のメッカ東京。言いすぎか?いやいや。
今さらだけど、劇団運営ってすげえむずかしい。運営するだけならそうでもないんだろけど。
劇団の成功=自分の成功とは必ずしも言えないもんなんだよねぇ。自分と劇団と、両者にとってのベストをバランスとりながら考えてきていたつもりではあったけど、劇団の成功という方向性においては、もっともっとシビアな見方も必要なのか。どうなのか。
劇団の成功だけを考えるとしたら、今やるべきことはなんなのか。
自分の成功だけを考えるとしたら、今やるべきことはなんなのか。
自分と、劇団の本気の人間の成功だけを考えるとしたら、どうなのか。
そもそも劇団の成功、ってのはどういう形なのか。いろいろあるんだろうけど、もっとも理想的な、空想的とも言えるような大成功は、すでに諦めねばならない地点に差しかかろうとしているのではなかろうか。いまや、空想的なほぼ不可能な大成功のラインは、どのくらいまで降りてきてしまっている?ブロードウェイ?四季?大人計画阿佐ヶ谷スパイダース?それとも?


どのくらいの焦りが、今ほんとうに適切なのか。自分のマインドコントロールは得意だけど、それが今はっきりつかめない。適度な焦りはきっと推進剤になるけど、度が過ぎると選択を誤るだろう。


自分と劇団は当然密接に関係しているので、自分の有能さと無能さをきちんと秤にかけることも必要だ。そして、劇団の、他の人間をも。


自分は今何をやるべきだろうか。劇団は次の公演をどのように打とうか。